●このページは、すでに夢を実現されたメンバーたちの様子を紹介しています。 関西B.I.Yの会では、手作りマイホームを建築しているメンバーの進行状況をWebサイトで公開しています。
 メインの活動報告は現在進行中の家が中心となりますが、これまでの多くのメンバーの勉強会の様子をまとめました。

夢を実現した人々

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 三重県阿山町 池田邸----------------------------(1)  97.8.24      第24回BIY勉強会


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●池田邸(1)
97/8/24
1階の壁組み

●池田邸(2) 97/10/26
2階床根太施工

●池田邸(3) 98/6/21
2階の床根太施工

●池田邸(4) 98/11/8
小屋組み施工

 5ヶ月ぶりの池田邸です。今年の3月末に勉強会を開いて、土台施工を行いましたが、それ以来となります。

 池田邸は池田さんが途中、体調をこわしたせいもあり、ややスローながら、マイペースで作業が進んでいます。今回は残念ながら参加者が少なく、私と大阪・岬町の服部さんだけとなりました。

 8月24日、ようやく夏らしくなった残暑の中、作業を開始しました。本日は1階の壁の組み立てと建て起こしです。3月の土台施工のあと、風呂場のブロック積み、床根太、断熱材施工、合板張りなどをすませ、1階の壁も3分の1が出来上がっていました。

 池田邸は1階の壁に2×6材を使っています。現地が冬期にはかなり冷え込むということがその理由です。だから、壁起こしには少しばかりパワーが必要になります。

 組み立ては施工図面に従えばよく、難しくはありません。スタッド、まぐさ、まぐさ受け、窓台などを並べ、クギでとめていきます。服部さんは今回が壁のフレーミングが初めてです。池田さんはもうかなり慣れた手つきで作業を進めています。

 フレーミングにはCN-90という長さ90ミリの太クギを使いますが、これを2〜3回打つだけで打ち込むようにします。5回も6回も打っていたら、手が疲れるだけで、作業効率は悪くなります。これには腕の力も必要ですが、太いクギに負けないパワーのあるハンマー(ヘッドが重い)が一番で、腕力をカバーしてくれます。私が本場アメリカのフレーミング用ハンマーをおすすめする理由です。

 スタッドが組み立てば、対角線を測って直角を確認します。これは必ず行って下さい。長さが違えば直角になっていないので、どちらかをカケヤで叩いて直します。

 次に合板を張ります。スタッドが455ピッチになっているので、合板も無駄なカットをしなくてもすむことになります。開口部回りは1枚の合板で覆うようにして張り、開口部を丸ノコでカットします。クギ打ちはネイラーを使います。池田さんの使っているネイラーは、阪南市の西村さんから譲り受けたネイラーで、会では不要になった特殊工具を、次の必要な人に払い下げる制度を作っています。

 さて、合板が張れたら、いよいよ壁起こしです。長さは約6.5メートルで、3人いれば大丈夫でしょう。仮止め用の材も用意し、3人で壁を持ち上げます。これは簡単でした。すぐさま位置を調整し、クギで床根太に止め、仮の筋交いで固定しました。

これで両サイドの壁が建ち、少しづつ家らしくなってきて、池田さんも満足気でした。翌日も作業をするということで、今日の作業はここまで。このあとビールで乾杯し、いままでの苦労話などお聞きし、ゆっくり休息をとって、今日の勉強会は終了としました。

 池田邸はこれからも地道な作業が続きます。長く続けるコツは「家作りを楽しむ」ことです。

(B.I.Y会報40より転載)

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一番長い壁の建て起こしがすみ、だんだんと家らしくなってきた池田邸。冬期にはかなり冷え込む場所なので、外壁には2×6材を使用しています。

慣れた手つきで壁を組み立てる池田さん。2×4工法はクギ打ちがメイン。いかに手際よく、疲れないでクギを打つかがポイントです。

組み立てた壁は人力で起こします。この程度なら2、3人で大丈夫でしょう。池田さん一人のときは滑車をうまく使って壁を起こしているそうです。


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●これまでの池田邸

 施主の池田さんは大東市にお住まいで、三重県阿山町の別荘地に宅地を購入、延べ床面積約30坪の別荘を自力で建設中です。完成後は別荘として使用し、リタイヤしたらここに永住するつもりです。阿山町は三重県といっても、奈良県と滋賀県に接した地で大阪からも近いところです。信楽のそばです。

 96年後半から基礎工事に着工し、97年の3月に土台工事に入りました。池田さんは基礎工事も自分でコツコツとされています。

 3月にはメンバーが池田邸に集まり、勉強会をしました。完成した基礎の上に土台を施工します。アンカーボルトの位置に穴を開け、ボルトで土台を止めるという簡単な作業ですが、これが意外と難関で、座金掘りという作業をすることや、一度に3つのボルトを通すこともあるので、穴の位置が微妙に合わなかったりします。要領をマスターしておかないと、たいへん手間取ることになります。


かなり苦労された基礎工事もようやく完成。布基礎の幅は150ミリで頑丈そのものです。素人とは思えないほどの出来映えでした。

土台にドリルで穴開けをする池田さん。穴の位置を合わせるコツは、基礎と接する面から開けることです。座金掘り専用のボルトがあると楽です。