●このページは、すでに夢を実現されたメンバーたちの様子を紹介しています。 関西B.I.Yの会では、手作りマイホームを建築しているメンバーの進行状況をWebサイトで公開しています。
 メインの活動報告は現在進行中の家が中心となりますが、これまでの多くのメンバーの勉強会の様子をまとめました。

夢を実現した人々

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 滋賀県志賀町 吉谷邸----------------------------(1)  97.4.28      第20回BIY勉強会


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●吉谷邸(1)
97/4/28
土台、大引き

●吉谷邸(2) 97/5/18
1階の床組み

●吉谷邸(3) 97/6/8
1階壁組み立て

●吉谷邸(4) 97/6/22
2階床組み

 勉強会にも熱心に参加されていました京都市の吉谷さんの念願の手作りマイホームです。会報で何回かお知らせしましたように、吉谷邸はアメリカからの輸入住宅で、作り方も北米式の2×4工法となります。私個人的にはたいへん興味があり、面白い勉強会ができるものと楽しみにしています。

 4月28日、ゴールデンウイークの初日です。滋賀県志賀町の吉谷邸の現場に集まったのは、私と昇さん、おなじみの尼崎市の祖慶さん、東住吉区の山村さん、滋賀県石部町の上田さん、そして、久しぶりの京都市の日影舘さんの6人です。

 現場は琵琶湖を一望できる高台の古い住宅造成地の一角です。基礎工事はすでに終了し、土台の施工も、先週の土日、吉谷さんと友人たちとの作業でかなり出来上がっていました。今日の作業は大引きの残り、束のころび止め、土台への墨付けなどで、短時間で終わりそうです。ほんとうならアメリカからの材料が搬入されていたころだったのですが、スケジュールがうまく合わず、材料の現場搬入は連休明けになるそうです。

 吉谷邸の基礎、土台の新しい試みは、床下換気口として、従来のように基礎に開口部を設ける方法ではなく、基礎と土台の間にパッキンを入れて、全面換気をする方法です。基礎工事が楽になることと、基礎を欠き込まないので強度はアップします。商品名は「キソパッキン」で、決められたピッチに取り付けます。作業的にはなんら難しくはなく、土台に敷く防水紙も必要ありません。これから基礎工事をされる方はひとつの選択肢として検討してみてもいいでしょう。価格は100mm幅で1個約350円です。

 もうひとつのポイントは、土台に105mm角のCCA材が使われています。普通は404(90mm角)を使うので、見るからに頑丈そうな土台に仕上がっていました。これは外壁に2×6材を使うために、土台も大きめの材を使ったということですが、これくらいの土台だと安心です。

 さて、前置きが長くなりましたが、メンバーが集まったところで、作業開始です。残っている大引きを取り付けます。水糸を引き、束のサイズを出し寸法カット、1.2mぐらいのピッチで並べ、大引きをのせ、クギで止めていきます。土台の材は4mの長さで、大引きがそれ以上の長さになる場合は、途中で継ぎます。

 ここで新しい施工を紹介しましょう。大引きを固定させる(浮き上がりを防ぐ)のに、ネジアンカーで止めるという方法です。これは最近の在来の現場でも見かけるようになったそうです。ベタ基礎のコンクリートに穴を開け、アンカーナットを埋め込み、ネジボルトを取り付け大引きと固定させます。これも実際にみんなでやってみました。この方法はベタ基礎など土間コンクリートが頑強でないとできません。防湿フィルムの押さえだけの土間コンクリートでは難しいでしょう。
 束のころび止めは適当な材を斜めに筋交いになるようにクギ止めするだけです。今日はたいへん楽な勉強会となりました。物足りないぐらいです。

 すべての施工が完了したあと、1階床根太の施工のための墨付けも行いました。これから先は北米式の2×4工法で、ジョイスト(根太)のピッチは16インチ(約405mm)ピッチ、しかも日本のように「心押さえ」ではなく、「外づら押さえ」になります。使うメジャーもメートルではなく、インチメジャーを使います。

 北米式の2×4工法でも日本で認められています。参考書も何冊か発売されています。住宅金融公庫も可で、「北米式枠組み壁工法住宅工事特記仕様書」を別途添付します。北米式を検討されている方は、ぜひとも、チェックされるといいでしょう。

 吉谷さんは住宅金融公庫から融資を受けているため、中間審査が8月始めにあり、それまでに屋根工事を終えてしまわなければなりません。かなりのハイピッチで、フレーミングを行う予定です。

BIY会報36より転載)

●吉谷邸(2)へ


吉谷邸はすでに土台工事は8割方は終わっていました。あとは大引きを2本取り付けるだけです。基礎幅は150mm、土台は105mm角と頑丈そのものです。

床下換気にはキソパッキンという新しい方法で施工されています。

これがキソパッキン本体です。

大引きの継ぎ手加工をする吉谷さん(中央)。格好や手つきはもうプロのようです。

●吉谷邸(5) 97/7/20
小屋組み

●吉谷邸(6) 97/8/15
ドーマー屋根合板

●吉谷邸(7) 97/9/21
軒天の施工

●吉谷邸(8) 97/11/23
石膏ボード張り

●吉谷邸(9) 98/2/22
雨といの施工

●吉谷邸(10) 02/11/17
床フローリング


BOOKS


待望のバイブル書


知りたいこと満載ダヨ


工具の知識は大切


デッキも欲しい


当日の参加メンバーと土台工事完了の記念スナップ。ここに吉谷さんの夢が実現するのです。

床コンクリートからボルトネジを出して大引きを固定しているところです。