2×4工法によるフレーミング(躯体工事)は、施工がマニュアル化されているのが大きな特徴。「フレーミングに我流は禁物!」 マニュアル通りに施工するのが鉄則です。 関西B.I.Yの会では、現在、手作りマイホームを着工中の方が数名います。その進行状況をこのページで公開しています。
 公開内容は、毎月発行している会報「BIYプレス」に掲載された、勉強会の報告という形で、会報とほぼ同じ内容のものをこのページに転載しています。会報同様に毎月更新します。

活動報告/ただいま建築中

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 滋賀県大津市 夏川邸----------------------------(6)  07.3.31      第133回BIY勉強会


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●夏川邸(1)
05/7/24
土台施工

●夏川邸(2)
05/9/18
1階の床根太施工

●夏川邸(3)
05/12/25
1階外壁組み施工

●夏川邸(4)
06/6/25
2階床はりの施工

●夏川邸(5)
06/10/28
2階床合板の施工

 ようやく春めいた気候となった3月31日(土)、滋賀県大津市の夏川邸へ。

 参加メンバーは尼崎市の笹部さん、春山さん、西宮市の黒川さん、昇さん、私という顔ぶれです。

 夏川邸は2階の壁組みも終わりかけ、小屋組へと進んでいました。今日は小屋組のスタートとなりました。夏川邸はアメリカで描かれた図面を採用し、また、アメリカでよく見かける複雑な寄せ棟形状の屋根構造をしています。これは理解するのも一苦労で、一筋縄ではいきません。

 まあ、今日、作業できることは限られるので、まずどこから手を付けるのかを悩みます。みんなで図面を見ながら、悩むこと----ン10分。

 で、いちばん高い屋根部分をすることに。基本的には屋根たるき方式ですが、まともな屋根たるきは数本で、あとは寄せ棟(隅たるき)など複雑に絡み合っています。2階の天井まで約2.4m、その上約1.5mが屋根棟になります。しかも、2階の内部壁が天井根太を支えない構造です。う〜ん、ヤッカイ!

 結論は天井根太を支える仮の壁を作り、天井根太を乗せ、その上に仮の合板を設置、そこを足場スペースとすることにしました。頂部(屋根棟)が2階床から約4mの高さですから、足場を作らないとスムーズな作業はできません。

 ということで、午前中は仮の壁組みで目イッパイです。壁を2枚作り、筋交いで固定しました。

 天井根太は2×10材、図面のサイズより長めにカット(失敗しないように)し、仮の壁の上に固定(もちろん仮で)します。天井根太の位置はほぼ正規の位置としています。2×10材はせいがあるので、ころび止めも必要。これも仮で固定しました。さらに合板をのせて足場ができあがりました。

 ここまでで午後3時過ぎ。残り時間もあとわずか。根太の上に束(支持柱)を建て、屋根はりがのります。束のサイズが図面からうまく出ないということで、屋根たるきを設置する方法で行うことにしました。

 いちばん分かりやすい箇所で、2本の屋根たるきを設置して、全体を確認し、そこから束の長さを割り出します。それぞれの屋根たるきを図面から出たサイズにカットします。屋根傾斜は8寸勾配(10/8)です。で、まず勾配定規を製作しました。これは何回も登場しているので、解説はカット。

 たるきは2×8材、長さは20フィート(約6m)ともう一方の長い方が24フィート(約7m)もあります。長〜い! カナダからの直輸入だからできた長さ。国内に流通している最大長さは6mですからね。

 それぞれを長さカット、2階壁位置の欠き込みもします。当然、図面から出した位置で。果たしてうまくいくのだろうか。

 2本の屋根たるきを指定位置にネジ止めしてみます(トップの写真参照)。それぞれの頂部を合わせ、2階壁にも固定してみます。角度はほぼピッタリ合ったみたいです。よかったですね。これで頂部位置が建物のセンターになっていれば、まあOKですね。頂部から下げ振りを下ろし、2階床面の中心位置になりました。これでカットした屋根たるきをサンプルとして、残りの屋根たるきもカットできます。

 もう時間がありません。材料を運び上げるため、床に寝かしていた2階壁(高さ約1m)を起こして取り付け、本日の作業はタイムアップとしました。時刻は午後5時すぎ。

 本日の教訓。夏川邸はアメリカの図面を採用したため、複雑な屋根形状となっています。これは非常に難解です。素人ができるレベルを超えています。これは特殊中の特殊。できるだけシンプルな構成にするのが、工期も費用も少なくてすみます。もちろん、技術的にもネ。

(B.I.Y会報150より転載) 

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2階の壁が建ち上がった夏川邸。2階の壁高さは1.2mぐらいと変則。

2階の床面から見たところ。複雑な寄せ棟に屋根出窓があります。

床仮の壁を作り、その上に天井根太を取り付けます。根太の位置は、ほぼ正規(図面の)の位置とします。

天井根太ができあがり、ちょっとイップク。次は屋根たるきダ。

●夏川邸(6)
07/3/31
小屋組みの施工

●夏川邸(7)
07/5/27
小屋組みの施工

●夏川邸(8)
07/9/30
小屋組みの施工

●夏川邸(9)
08/1/27
小屋組みの施工


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天井根太の上から見た反対側の様子。全体像が分かりますかね。

こちら側も複雑ですね。。

屋根たるきの欠き込みをカットする。位置を間違わないようにね。

作午後5時、カタチが見えてきた夏川邸。仮の壁に天井根太、屋根たるき。