2×4工法によるフレーミング(躯体工事)は、施工がマニュアル化されているのが大きな特徴。「フレーミングに我流は禁物!」 マニュアル通りに施工するのが鉄則です。 関西B.I.Yの会では、現在、手作りマイホームを着工中の方が数名います。その進行状況をこのページで公開しています。
 公開内容は、毎月発行している会報「BIYプレス」に掲載された、勉強会の報告という形で、会報とほぼ同じ内容のものをこのページに転載しています。会報同様に毎月更新します。

活動報告/ただいま建築中

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 兵庫県尼崎市 笹部邸----------------------------(4)  06.7.29      第125回BIY勉強会


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●笹部邸(1)
05/6/26
土台施工

●笹部邸(2)
05/8/28
1階外壁組み施工

●笹部邸(3)
05/11/26
2階外壁組み施工

●笹部邸(4)
06/7/29
タイベック施工

●笹部邸(5)
06/12/23
石こうボード張り

●笹部邸(6)
07/4/29
フローリング張り

 7月29日、土曜日。梅雨末期の長雨もようやくおさまり、運よく久しぶりの青空です。

 尼崎市の笹部邸はなんと、昨年の11月以来、8ヶ月ぶりです。フレーミングはもちろん、屋根仕上げ工事も終わっていました。本日の作業は外壁の仕上げ材を施工する前の準備で、タイベック貼りと窓の取り付けの予定です(でした?)。

 参加メンバーは、尼崎市の春山さん、三田市の辻井さん、八尾市の井元さん、西宮市の黒川さん、豊橋市の稲葉さん、東京の出口さん、 豊中市の岩佐さん、昇さんと私。

 まず、タイベック貼り。タイベックとは外壁下地の透湿防水紙のことで、デュポン社のタイベック(商品名)が最初の開発商品で、こう呼ばれますが、今では国内メーカーものも多くあります。

 タイベックを貼ってしまう前に、外壁合板のクギのチェックなどを完璧にしておきます。クギの打ち忘れというのは意外と多いので念入りにチェックしてください。

 もう一つの重要なチェックポイントは四隅の壁のクギ、説明しずらいのでこれは図示しますが、内側になる壁の端スタッドに10cmピッチでクギを止めておくことを忘れないようにします。これをやっていない人がどれほど多いことか。合板は隣の壁端までのばしてクギ止めしているが、手前の壁の端はコレ!

 もう一つは窓の下枠にはみ出ている合板をカットします。ここに窓本体が乗るので、合板がはみ出さないようにしておきます。フレーミングの合板張りのときに出さないのがベスト。

 やっとタイベックが貼れます。用意されていたのは幅1mものですが、幅2mものの方が楽でしょう。タイベックはもちろん横貼り、重ねを10cmとって貼っていきます。縦方向の継ぎ手は重ねを50cmとって、防水テープを貼っておきます。タイベック防水紙は決して縦には貼らないこと。

 止め方はタッカー止めで、ガンタッカーなどを使用します。ただし、タッカーは極力少なくします。止めるということは防水紙に穴を開けることになるからです。タイベックの上部(重ねの内側)を中心に止めます。
 タイベックをだいたい貼り終えたところで、ちょうどお昼。

 昼からは窓の取り付け予定でしたが、手違いでまだ入荷していないとのこと。それでは何をしようか? で、2階のベランダの防水処理下地を行うことに。

 ベランダ(オーバーハング)はどんな方法で防水処理をしてもかまいません。ここでは一般的なFRP防水処理(外注)のための下地作業です。ベランダの床面に雨を流すための勾配をとることがポイントになります。

 勾配は100分の2が一般的。1mで2cmの下がる勾配のことです。排水や雨水を流す勾配で、よく使われるのが100分の1と100分の2の勾配で、レベルの泡にある3本線でそれぞれの勾配をチェックできます。

 まず、掃き出し窓の底面を上げます。これは雨水が入ってこないようにするためです。ベランダの外側に「とい」となるスペースをとり、100分の2の勾配で材料をカットして、下地(合板の受け材)を作り15mm合板を張ります。先端の「とい」にも中央から両サイドにむけて勾配を作り、両サイドに穴を開け、雨水を流すようにします。このへんのことは写真と図を参考にしてください。決まりはありませんので、創意工夫で対応してください

 何とか終わったのは午後5時過ぎ。もちろん、夏。暑さのため、水分補給の休憩も多めにとっての作業でした。
 作業の後は、近くの温泉(スーパー銭湯)で、汗を流して帰路につきました。

(B.I.Y会報142より転載) 

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笹部邸はフレーミングは終了。これから外装工事、内装工事へと。これからがたいへん。

屋根仕上げ材(カラーベスト系)も終了していました。

窓の下台にはみ出している合板をノコギリでカット。フレーミングの際に出さないようにしておくのがよい

タイベック(透湿防水紙)を貼る。タッカー止めは極力少なく。貼る前の合板のクギチェックも重要なポイント。

●笹部邸(7)
07/6/30
クロス貼り


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ベランダ開口部の窓の底上げ。もちろん、フレーミング時にやっておくのがベスト。

勾配合板の受け材を取り付ける。受け材には勾配の角度で傾斜カットする。

15mm合板をクギ止め。外側には「とい」スペースを設ける。

「とい」スペースにも勾配を作る。中央から両サイドに。端には穴を開け水を流す。