5月22日、土曜日。やっと初夏らしいさわやかな天気。今日は名神・竜王ICからのルートで日野町の中林邸へ。
本日の参加者は寝屋川市の祝出さん、昇さん、私というメンバー構成です。マンツーマンで指導できます。
前回から1ヶ月が経過、屋根たるき関係がほぼ終了し、本日は小屋組み施工の最終段階である屋根下地合板張りです。これが終われば長かった「フレーミング」という作業が終了です。
用意されていた屋根合板は、幅600mm、長さ2275mmという屋根専用の特殊なサイズの合板です。このヘンなサイズは屋根の上での取り回しがやりやすいというのが一番の理由です。厚さは12mmで「V目地」です。V目地というのは通常の本実目地と少し違います。まあ、これは現物を見て勉強してくださいネ。
すぐに作業にかかりたいところですが、グッと押さえて、準備をしっかりと行います。まず、屋根合板すべてに455mmピッチのラインを入れます。ここに「現場テクニック」があります。通常、搬入される合板はきれいにそろっています。バラバラにしたらダメですよ。
平積みされた合板のサイド面に455mmピッチでチョークラインを入れます。これだけですべての合板に455mmピッチのマークが付きます。あとはサシガネなどを使って一枚ずつラインを入れていきます。
もう一つの準備は足場の確保です。設置されたパイプ足場の足場板の変更です。作業しやすい位置に移動させておきます。これで安全で作業効率がうんとアップします。少しだけの面倒で、そのあとの作業がうんとやりやすくなります。特に危険な屋根仕事には不可欠ですよ。
いよいよ屋根合板張りです。まずは1段目から。軒先の出とけらば側の出を納まり図から出しておきます。そこから1段目の上端の位置をチェックして、チョークラインを入れておきます。もちろん、屋根たるきの端から端までですよ。
屋根合板の張り方は床面と同様に「千鳥張り」です。端以外はフルサイズで張りますが、けらば側の両端の合板はサイズを出してカットして張ります。そのため、張る作業に2人、下でカットする人が1人というのがベストの布陣です。
1段目がすべての基準になるので慎重に張ります。2段目は千鳥になるように配置を考えて張ります。クギは65mmクギを使いますが、手打ちで要所のみとして、合板をどんどん張っていきます。あとでネイラーを使ってクギ打ちするのが効率がよいです。
屋根たるきは真すぐにはなっていないので、合板にマークした455mmピッチに合わせるようにします。まあ、これは2階床合板のときと同じですね。
がんばってガンバッテ、最初の面が5段目ぐらいまで張れました。屋根勾配が9寸勾配でかなり急、傾斜になったところでの作業は、足の踏ん張りがいつもとは違い、平地のときの作業よりも疲れます。
時刻は午後3時。ここいらで、反対側に移ります。1段目ができていれば、2段目以降は比較的ラクなので、という配慮です。こちらはドーマー用の開口部があります。開口部周りは壁のときと同様に、開口部を覆う形で張ります。あとは調整して張ることになります。
疲れるので、いつもより多くの休憩をりながら、3段目を張り終えたところで時刻は午後5時過ぎ。このへんでタイムアップとしました。
(B.I.Y会報185より転載)
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滋賀県日野町 中林邸------------------(6) 2010.5.22 第168回BIY勉強会
すべての屋根たるきが終わった中林邸。いよいよフレーミング最終の屋根合板張りです。
積まれた屋根合板の側面に455mmピッチのチョークラインを入れる。
パイプ足場の足場板を移動させる。作業しやすい位置で、格段に作業効率がアップする。
最初は慣れないので、ちょっとまごつくが、慣れればスムーズに。
5段目まで進みました。人数は少なくても作業スピードはそれほど変わりません。あと3段ぐらいかな。
最初の面はここまで。裏面に移動。
9寸勾配の中林邸で屋根下地合板を張る参加メンバー。足の踏ん張りが違うのでかなり疲れる。
ドーマー窓開口部のある面、まあ、こちらも難しくはない。このあたりでタイムアップ。
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