6月20日、日曜日。梅雨真ただ中、予報は曇りで、なんとか作業はできそう。前日、我が家の庭にはホタルが飛んできていました。そんな季節となりました。
本日の参加者は前回と同じ、寝屋川市の祝出さん、昇さん、私。滋賀県日野町の中林邸は、屋根合板もほとんど張れて、屋根全面にブルーシートで雨対策がされていました。
本日の作業予定はドーマー屋根の製作。これがなかなか手強い。本日中にできるかどうか、微妙なころだ。
即作業にかかりたいところだが、今回もそうもいかない。前準備がまたたいへん。まず、屋根面に取り付けられたパイプ足場、ちょうどドーマーの部分にかかっているため、足場を外さないとドーマーが施工できない。4人がかりで足場を外す。これに1時間弱。
次にカイダンの製作。2階への上がり降りが頻繁となるため、仮のカイダンが必要となる。1階にはサッシ類や材料などが山積みになっていたため、邪魔にならない場所に移動させる。これもたいへん。部屋の中にこれだけ物が多いと、作業効率が極端に悪くなる。できるだけ物は置かないようにしておくこと。これは重要ポイント。
これでやっとカイダンを作ることができます。余った2×6材を利用、チョイ、チョイっで完成。今回はとりあえずの臨時の仮階段だが、これからは材料の搬入も頻繁に行うので、理想は「フレーミング階段」を作っておくのがよい。理由は私の本を読んでチョ。
で、ようやく、ドーマー屋根の製作。まず図面が必要。フレーミングと同様な感じで納まり図を書いておく。図面がなくては何もできない。当たり前だ。前面開口部の壁を作り、次に両サイドの三角形の壁を作る。そして屋根をたるき方式で作る。ということだが、角度が複数あるのでかなり難しいヨ。
まず、前面開口部の壁を作り始めたが、ここでお昼になり、ちょっと休憩。なかなか前に進まない。昼食時には雲行きが怪しくなり、土砂降りの通り雨、昼休みでちょうどよかった。
昼からは両サイドの三角壁を製作、本体屋根の勾配(9寸勾配)に合わせて作る。壁ができたら、壁3枚を開口部に合わせてつなぎ合わせる。
次に小屋組み。前面開口部の上の三角形(妻小壁)を作り、棟木を乗せる。この辺は図面を参考に、「現場合わせ」も加味しながら臨機応変に対処することになります。この苦労は文章では説明できません。
次に屋根たるきを取り付けます。最後にイチバン難しいところ、大屋根とドーマー屋根との接点。ここがいつもながら難解。ちゃんと正確に計算すれば、角度や勾配が出てくるのだが、ここも現場合わせで対処。
まあ、なんとかやっつけて、大屋根側のイチバン難しいところの屋根合板を張ったところで、時刻は午後5時。全部はできなかったが、これ以降は合板を張るだけなので、簡単です。
今回も足場が不安定なので、かなり「お疲れモード」でした。もちろん、難解な施工で脳ミソも疲れました。
(B.I.Y会報186より転載)
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滋賀県日野町 中林邸------------------(7) 2010.6.20 第169回BIY勉強会
階段の製作。これは臨時の仮階段。人間の通り道、材料の通り道を確保すること。作業効率を左右する
両サイドの三角形壁を組み立てる。事前に図面を書いて’、よく検討すること。
施工はフレーミングと同様に考える。3面の壁面を作り、それらを緊結する。
開口部上部の三角形を作る。床面に原寸の絵を書いて考えるのがやりやすい。
中林邸の大屋根構造にドーマー屋根。外観上の一番のポイントとなる所だが、施工は簡単でない。
施主の中林さん。がんばっていますヨ。
大屋根本体との納まり、ここがイチバン難しい。まず、チョークラインを入れる。それから…?
まあ、実際にやってみて、その難解さを体験するしかない。そうやって賢くなるノダ。