9月の後半でやっと涼しくなった今年の夏。ホント暑かった。
9月26日、日曜日、秋晴れの中、滋賀県日野町の中林邸へクルマを走らせます。
本日の参加は新メンバーの豊中市の田中さんと私、それに中林さんの親戚の助っ人2人という構成です。
中林邸は今年の異常な暑さのため、屋根作業は中断、内部作業やもろもろの付随作業をやっておれらました。大きなものでは玄関ドアの取り付け、洗面台の出窓造作、階段造作です。バスルームもバス本体やタイル張りなども終わっていましたが、これはプロのお仕事です。
本日から屋根作業を再開することに。まず、屋根にかかっている雨避けのブルーシートをすべて外します。で、助っ人2人には、ドーマー側の屋根合板のクギ打ちを依頼、実は要所のみのクギ打ちだけで止まっていたので、本日にすべてクギ打ちは終了させます。続いてアスファルトルーフィング張りもお願いしました。
こちらは反対側の屋根作業で、ルーフィングは終わっているので、屋根材本体を施工するための準備作業として、水切り金物を取り付けます。
これが意外と難しく、「板金加工」の知識が必要となります。もちろん、加工細工に適した工具も必要になります。ところが、必要な工具や材料がありません。これではまったく作業ができないので、コメリ(ホームセンター)に買いに走ります。
購入したものは、ペンチ、ニッパー、シーリング剤(シリコン系)、カートリッジガン、ステンレスのクギ。水切り金物の取り付けにはクギを使用します。もちろん、ステンレス製で軸がスクリューになったもの、さらに頭が平べったくなったものが必要です。
購入して帰ってくるとお昼前。なかなか前へ進みません。
中林邸の屋根仕上げ材はアメリカ製のアスファルトシングルです。購入した業者から詳しい施工説明書がついているので、説明書に従って施工するのが基本です。「我流」や「適当」は絶対にやってはいけません。
通常の屋根スタイル(切り妻屋根、カラーベストなど)では、軒先側に「軒先水切り金物」けらば側に「けらば水切り金物」を使います。まず、けらば水切りの端を「箱」になるように加工します。これがちょっと難しい。説明書に従ってカットラインや折り曲げラインを入れ、「板金加工」を行います。
また、水切り金物は長さが1.8mしかないので、当然に継ぐことになり、その継ぎ方も説明書に従って、加工して行います。ただ重ねるだけではダメですよ。
とりあえず、ワンセットを加工して実際に取り付けてみます。まず、軒先水切りを取り付け、アスファルトルーフィングをのせ、けらば水切りを取り付けます。ポイントはけらば水切りの端に加工した「箱」がうまく収まるかどうかです。なんとかいけました。
午後2時、助っ人2人の作業も手伝いながらということもあり、思うように作業が進みません。
で、板金加工は難しいので、残りの必要な加工をやってしまうことにしました。もちろん、私がやっても意味がないので、施主にがんばってもらいました。
中林さんもこんな作業は初めて。最初はまごついていましたが、徐々に慣れ手際がよくなってきました。切り妻屋根の4つのカド分はできました。単純な切り妻屋根だとこれだけですが、ドーマー屋根部分の水切り金物の加工も必要になります。それと土台水切りにも同様な加工を行います。
かなりのスロースペースとなりましたが、加工を終えたところで、時刻は午後4時前、秋の大型連休最終日で高速道路の渋滞が予想されるので、ここでタイムアウト、解散としました。
(B.I.Y会報187より転載)
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滋賀県日野町 中林邸------------------(9) 2010.9.26 第172回BIY勉強会
階段ができていました。これで2階への上がり降りが楽になります
バスルームもかなり完成に。最近では珍しくユニットではない。もちろん、プロのお仕事
東面の屋根に試しに取り付けた水切り金物。けらば側と軒先側との接点の納まりが難しい
けらば側の端は、このように「箱」になるように加工する。難しいよ。
ドーマー側の屋根面にアスファルトルーフィングを張ります。ドーマー壁との納まりに注意
板金加工にがんばる施主の中林さん。これからはさまざまな知識が必要になります
カットは金切りハサミで、折り曲げはペンチやニッパーなどで。失敗も覚悟
けらば水切り、軒先水切りはこのように収まる