7月24日、日曜日。今日も暑い! 帰って気がつくと首や手足は真っ赤か。土方焼けだ。
今日は初めての現場、琵琶湖湖畔、滋賀県志賀町の夏川邸です。住宅地の一角に基礎工事が終了した夏川邸がありました。
集まったメンバーは、富山県の西川さん、豊橋市の稲葉さん、高松市の谷さん、五條市の吉田さん、枚方市の山田さん、京都市のメイソンさん、守山市の野口さん、そして、ご近所ですでに転居されている吉谷さん、昇さん、私と、今回も10人以上となりました。
まず、できあがっている基礎のサイズを確認することにしますが、どうもおかしい。夏川邸は北米式2×4でインチ表記での施工です。ところが日本で書き直したという図面がミリ表記で、また、壁芯を設定しているとのことで、かなり混乱しているようでした。その図面と基礎工事屋さんの施工とにも誤解が合ったようです。基礎業者は在来工法しかやったことがないと思われる跡がありました。まあ、事前の打ち合わせ不足が原因でしょう。
とにかく、ややこしくて、そのいきさつは文章で説明することは至難のワザ。とりあえず、解決策を探し出し、外壁の壁芯の位置を決め、ミリ表記で施工することに。さらに夏川邸は間取りが複雑で、基礎のカネ(直角)を出すにも四方の部分がなく、仮の位置を決めて、対角線を計り、カネを割り出しました。こういう場合、多少の誤差はやむおえません。
ということで、基礎天端の上に墨出しを終えるだけで午前中めいっぱいかかりました。こんなのは初めてですね。まあ、できるだけ、シンプルにすること、複雑になるなら、施主が完璧に理解していることが絶対条件です。
現場は基礎工事だけですから、日陰もなく、ほんとうに暑い、午後から本格的に土台施工ですが、水分補給タイムを頻繁にとり、無理をしないようにしました。
土台は4×6材ですが、施工方法は同じです。まず外周から。墨線からアンカーボルト位置までの距離を測り、それを土台に写し、裏側から穴開けします。そして表側から座金掘りカッターで開けます。まず、いつも通り、試しでやりましたが、うまくいきました。今回のメンバーは前回6月の笹部邸で経験した人が多く、その後もかなりうまくいきました。
適当にチームに分かれて作業を進めます。まっすぐな箇所ではスムーズですが、夏川邸には複雑な角度がいくつもあり、そこではスローダウン。頭を悩ませながらの施工となりました。
いちばん多い失敗は、穴開け位置の間違いです。墨線からのサイズを土台に写すとき左右を間違えることです。穴を開け直しますが、すでに開けた穴の近くであれば、新たな穴を開けるのは難しくなります。そこで西川さんが持ってきていたのが15mm径の丸棒です。こいつを間違って開けた穴に詰めると、新しい穴をうまく開けることができました。いいアイデアですね。
で、なんやかんやで、午後6時にはほとんどの土台を施工することができました。午前中の様子では、どうなることかと思いましたが、なんとかできました。私もこのペースでは半分もできないと思っていたので、これはすごいことですね。土台の取り付け自体は非常にスムーズにいったのが、よかったのでしょう。特に経験者で知識も豊富な昇さんや吉谷さんがいたのが大きかったようです。
(B.I.Y会報130より転載)
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滋賀県大津市 夏川邸------------------(1) 05.7.24 第113回BIY勉強会
夏川邸の建築履歴
対角線の長さをチェックして、直角を確認します。手前の位置は仮のポイントです
暑い中、土台の穴開けに精を出す参加メンバー。土台施工自体ははスムーズに進みました
垂直の穴開けのために、西川さんが作ったきた補助具。これも便利でよい
失敗した穴に丸棒を入れて、新たな穴開けした様子。これはグッドアイデア
座掘りカッターによる座金掘り。これは位置を修正した跡。穴位置を確認した後で開けた方がもちろんよい
出窓付近の基礎と土台。微妙な角度は、図面だけでなく、現場合わせで行うことも多い
夏川邸は複雑な角度があっちこっちに。アンカーボルトの位置も考えながら、土台を施工する
完成間近の夏川邸の土台施工。ベテランが多かったので、なんとかできそうです