Whats New 過去分の詳細

●04年7月、木曽川で1.3m、32kg、胴回り85cmの超大物クラスが保護
愛知県一宮市光明寺の国営木曽三川公園内の「渡橋」橋脚付近で7月17日、体長1.3メートルのオオサンショウウオが見つかり、公園近くの岐阜県世界淡水魚園水族館(アクア・トトぎふ)の職員による保護作戦が行われた。
 オオサンショウウオは国の特別天然記念物。木曽川では犬山市付近より上流で生息が確認されているという。17日午前10時ごろ、付近で遊んでいた一宮市末広小学校五年の大野健太君らが、橋脚を守る消波ブロックの間で動けなくなったオオサンショウウオを見つけ、公園に通報した。
 保護作戦は、公園から連絡を受けた同水族館職員5人によって午後1時から開始。体重32キロ、胴回り約85センチの巨大なオオサンショウウオを保護用の袋で丁寧に捕獲した。調べたところ、個体識別用のマイクロチップが埋め込まれていて、木曽川上流に生息していたことが分かった。今月10日の大雨で流されてきた可能性が高く、この日のうちに生息地近辺まで運び、放流された。
 水族館職員の一人は「健康状態も良好。こんなに大きなオオサンショウウオは見たことがない」と驚き顔。
 大野君は「閉じ込められてかわいそうだった。助かって良かった」と喜んでいた。(2004年8月、中日新聞から全文転載)
   
●04年5月、三重県赤目にオオサンショウウオのモニュメントが完成
 三重県名張市の景勝地、赤目四十八滝は、オオサンショウウオの生息地としても有名なところです。その入山口手前の遊歩道北側に、04年の5月、黒御影石製のオオサンショウウオの形をしたモニュメントがお目見えしていました(写真)。
  近くの山林から流れるわき水を利用し、モニュメントに管を通して口から水が流れる仕組み。観光客が入山前に手を清めるなど、早くも注目を集めているとか。赤目四十八滝の渓谷内の滝川にはオオサンショウウオが生息し、地元のシンボルにもなっていることから、赤目観光協会が約35万円で製作。 モニュメントの口から流れるわき水は、地元の商店街の人たちがかつて生活水として利用していた通称「じゃんじゃの水」。入山口北側の妙法山の伏流水で、行者が持つ鈴の付いた杖(つえ)の音のように、「じゃんじゃん」と豊富な水がわき出たことから、この名前が付いたそうです。 温泉もある観光地のため、土産物屋も多く、オオサンショウウオ姿の陶器の置物もあったよ。(2004年6月記)。
  
●03年10月3日、京都市・桂川の渡月橋下流で4尾も発見
 国近畿地方整備局はこのほど、京都市右京区の桂川渡月橋下流で国の特別天然記念物オオサンショウウオ4匹を発見し、うち2匹の捕獲に成功した。市街地の観光地周辺の下流でもオオサンショウウオが生息していることが確実になり、同整備局では引き続き産卵や幼生の生息がないか調査を続ける。
 捕獲した2匹は標識データを入力したチップを埋め込み再び放流した。
 調査は、桂川を管轄する同局淀川河川事務所(枚方市)が2日夜、3カ所で実施した。そのうち、渡月橋下流約200メートルの地点(水深1メートル弱)で、カニ捕り用かごによる仕掛けと、潜水して網ですくう方法を取った。その結果、4匹を発見し、仕掛けと網で1匹ずつ捕獲した。網で捕獲されたのは全長69センチ、重さ2.7キロ。仕掛けのは75センチ、2.1キロだった。
 同事務所は、調査地点周辺で今秋以降に河川補修工事を始める予定だったが、オオサンショウウオが釣り上げられた情報を受け、生態系保護のため工事を先送り。9月に学識者らでつくる「嵯峨地区オオサンショウウオ生息調査検討会」を設立していた。
 座長で両生類に詳しい松井正文京都大人間・環境学研究科教授は「桂川や鴨川では増水時に下流に流される例はあるが、本格調査で4匹が確認されたのは初めて。堰(せき)があり上流に戻れないのか、住み心地がよいかは不明だが、繁殖をしている可能性もあり、貴重な発見だ」と話している。(京都新聞より全文転載)。
●03年9月、京都市鴨川で釣り人の手をかむと、考えられない騒動が起こる
 京都の市内を流れる鴨川(加茂川)で、オオサンショウウオがアユ釣りの釣り人の手にかみついてケガをさせる、というような記事が話題になった。記事では「賀茂川漁業協同組合によると、10年ほど前から、毎春、アユを放流する際、放流場所に数匹のオオサンショウウオが集まってくるという。友釣りのオトリアユを入れた釣り客のケースに入り込み、中のアユを食べてしまうこともあった。 また、釣り人が水中でアユをつかんだ際、オオサンショウウオが手にかみつくケースも相次いでいる。」となっていたが、これまでのオオサンショウウオの生態からはちょっと考えられないし、信じられない。どうみてもウサンクサイ話だ。
●03年9月、日本最長記録150cmのオオサンショウウオが死亡、剥製展示
 広島県高宮町で保護され、昨年まで飼育されていた、日本一大きいオオサンショウウオを、広島市安佐北区の市安佐動物公園が標本にし、13日から動物科学館で常設展示を始める。
 高宮町川根を流れる江の川支流の田草川で1993年に見つかった。近くの研修施設「町立エコミュージアム川根」の人工水路で飼育されていたが、昨年7月に死亡した。スタッフの桑原春義さん(68)は「初めてみたときは、あまりの大きさに何か違う生き物かと思った」と話す。
 死亡した時の計測では全長150.5センチ、体重27.6キロ。保護された時より4.5センチ大きくなり、岡山県湯原町での記録を長さで2.5センチ抜き、日本一となった。
 野生のオオサンショウウオは70センチ程度が一般的で、100センチを超えるのはかなり珍しいという。
 同園で開園当初から、オオサンショウウオの生態、繁殖について調査を続けている、桑原一司管理部長は「おそらく百年以上生きていたのでは。非常に貴重な標本なのでぜひ見に来てほしい」と呼びかけている。(中国新聞より全文転載)
●03年5月2日、京都府・八木町の大堰川で120cm以下、4尾も出現
 京都新聞によると--------5月2日午前10時ごろ、地元の漁協組合員が大堰川の堰を見回ったところ、堰下の魚道に4尾のオオサンショウウオがかたまっているのを発見、すぐに町役場に連絡。どうやら魚道の奥に迷い込んだらしく、捕獲できないような状況で、大きさだけを計測し、下流に誘導して川の本流へ戻したということ。
 4尾のうち、2尾の大きい個体は120cm級あったそうで、これは超弩級のサイズ。しかも4尾がかたまって発見されたという。大堰川は桂川本流のことで、オオサンショウウオの生息河川だが、この辺りでの発見報告はほとんどない。支流では一部発見例はあるが、本流は川幅も広く、調査に入ったとしても簡単には見つからないだろう。また、一度に4尾も見つかったということも不思議だ。本格的に調査に入れば、ウジャウジャ出てくる可能性も高い。(03年5月7日記)。     
●02年9月28日、高知県・安芸市で54cm、何で安芸市に?
 オオサンショウウオが国道散歩?
 安芸市のど真ん中 オオサンショウウオが国道を散歩!? 9月28日午前8時半ごろ、高知県安芸市矢ノ丸2丁目の国道55号沿いの歩道に、国の特別天然記念物のオオサンショウウオがじっとしているのを通り掛かった人が見つけ、安芸署に届けた。「清流にいるはずのオオサンショウウオが、どうしてこんな町中に」と署員もびっくり。
 県立のいち動物公園の絹田俊和園長らが訪れ計測したところ、体長54センチで「栄養状態にもよるが、年齢は10歳ぐらいではないか」とのこと。近くの江ノ川の上流から流れてきて川からはい出たのか、山奥で見つけた人が市街地で放したのか、謎は深まるばかり。見つかった場所がちょうど高知地方法務局安芸支局の玄関前だったこともあり、「生息環境が悪くなり、人権ならぬ「サンショウウオ権」を訴えに来たのかも!?」という声も。
 許可なく飼育できないため、生息に適した場所に放流するまで同動物公園が預かることになった。安芸市内ではこれまでオオサンショウウオの公式報告例はないそうで、絹田園長は「貴重な生息例になる」と話している。
高知新聞から全文掲載  (02年11月12日記)    
●02年5月29日、和歌山県・熊野川支流で95cm、何で熊野川に?
 02年5月29日、和歌山県熊野川町の熊野川支流・赤木川で、全長95cm、重さ8kgという大きなオオサンショウウオが発見された。早朝、地元の人がウナギ漁に出て、大きな生き物を発見して保護したという。いままで熊野川水系では発見例は皆無で、地元の人も何か分からず、大騒ぎになったとか。和歌山県では古座川に人為的移動により繁殖した生息地があるが、今回発見された赤木川は源流部が、古座川の源流部に近く、誰かが人為的に移動させた可能性が高いと思われます。またはオオサンショウウオが歩いて山越えしたか??(02年6月3日記)    
●01年10月21日、徳島・園瀬川で91cm、2年前にも70cm
 01年10月21日、徳島県佐那河内村下の園瀬川で地元の人が仕掛けたカニカゴに、大きなオオサンショウウオが入っているのが発見された。その後、体長などを記録した後、元の川に放されたが、園瀬川では2年前、ここより4キロ上流で70cm級が発見されています。今回の個体はそれとは別個体と確認され、複数の個体が同じ地域に生息していることになります。それにしても、オオサンショウウオはカニカゴがお好き?のようですね。徳島新聞のHPにも写真付きで掲載されています。(01年10月24日記)   
●01年10月9日、四国・四万十川の支流で50cm級が見つかる
 01年10月9日、高知県西土佐村の四万十川支流で、仕掛けられていたカニカゴに、オオサンショウウオが入っていたのが見つかった。体長は約50cmと大きくはないが、今年の8月にも近くの場所で同様なカニカゴに入っているのが見つかっており、体の特徴から同一の個体とみられています。四国では高知県の仁淀川、徳島県でも数回、発見報告があります。誰かが持ち込んだものか、生息河川かの判断は難しいところです。この情報は高知新聞からのものです。四万十川での発見報告は初めてかもしれません。(01年10月18日記)    
●01年7月25日、京都・下賀茂神社の境内に90cm級が「お参り」
 01年7月25日、午後10時前、「御手洗(みたらし)祭」でごった返す京都市左京区、下鴨神社境内の「御手洗池」で、特別天然記念物のオオサ ンショウウオが見つかった。 体長約90センチの「大物」で、無病息災を祈ってロウソクを供える燭台(しょくだい)のそばで、素足の参拝客たちと一緒に「お参り」していたという。同神社が保護し、神職たちが潔斎に使う風呂(ふろ)おけの中で、一夜を過ごした。 御手洗池は、川とつながっておらず、これまで境内でオオサンショウウオが見つかったこともないという。神職たちは「なぜあの時刻、 あの場所に突如現れたのか、不思議千万。だれかが持ち込んだのか」と首をひねっていた。 26日午後に京都市文化財保護課が引き取り、北区の鴨川上流に放すという。(京都新聞7/26記事より抜粋)
京都市内を流れる鴨川には以前よりオオサンショウウオが多数生息しています。この個体も鴨川から御手洗池に迷い込んだ可能性が強いと思われます。鴨川のオオサンショウウオは冷遇されています。文化財の宝庫である京都市にとって、オオサンショウウオは厄介な代物でしかないのです。(01年7月27日記)
●01年5月18日、京都・嵐山で2日連続で発見されていました
 01年5月18日、京都市内の観光地である嵐山・渡月橋付近で80cmのオオサンショウウオが発見保護されました。18日の早朝(午前6時半)に散歩していた人が、土手を川から上がろうとしていたオオサンショウウオを見つけたそうです。前日の17日にも付近で別のオオサンショウウオが発見され、上流へ戻したばかりということです。市文化財保護課は「これまでは、大雨 の後、上流から流されてくるケースが多かった。近年は雨が降ったのではないのに、下流で見つかる例が多く、かなり広い範囲で生息しているのかもしれない」と話しているそうです。嵐山は桂川(淀川水系)で、上流にはオオサンショウウオの生息地がいくつかあります。生息地は主に支流になりますが、当然ながら本流にも生息している可能性があります。(01年5月21日記)   
●01年5月3日、高知県仁淀川支流で1.1mの大物が発見されていました
 01年5月3日、高知県高岡郡越知町乙の坂折川 (仁淀川支流)でオオサンショウウオが見 つかった。体長は110センチ。これまで高知新聞で掲載された中で一番の 大きさだそうだ。 見つけたのは近くの農業、山崎富一郎さん(65)。山崎さんは、水田へ のかんがい用水を管理する同町遊行寺橋付近のファブリダムを管理して おり、この日は水量増で、自動的に倒れたせきの立ち上げ作業をしてい た。 機械室で作業していたところ、水辺で動く赤い物体を見つけ、近所で 網を借りて引き揚げたという。山崎さんは「上流で小さいものを見たこ とがあった。こんな大きなものがいるなんて」と興奮気味に話した。  動植物に詳しい町立横倉山自然の森博物館の安井敏夫学芸員は「平成7年 にこの上流の坂折川で体長102センチ、8年には越知町内の仁淀川で 体長104センチのものが見つかっている。今回のは県内でも最大級の ものだろう」と話している。  捕獲されたサンショウウオは、計測が終わると二日の大雨で水かさの増す川へ戻され、元気良く泳いでいっ た。(01年5月11日記 高知新聞より一部抜粋)     
●01年4月16日、滋賀県琵琶湖で14年ぶりに発見、1m級が保護されていました
01年4月16日、午前11時ごろ、滋賀県マキノ町沖で定置網に大きなオオサンショウウオがかかっているのを漁師が発見し保護されました。全長は109センチ、体重12.6kgとかなりの大物。琵琶湖本湖での発見は14年ぶりとのこと。当然、河川の上流域に生息するので、大雨などで流された可能性が高い。しかし、琵琶湖に注ぐ河川での生息域は確定されておらず、謎のまま。早急な生息調査が望まれます。この個体は守山市の琵琶湖博物館で保護されていますが、たぶん、ここで飼育され、水槽展示される可能性が高い。(01年4月17日記)
●00年11月17日、岡山県湯原町の旭川で1m級を含む9尾が救出、保護されていました
 00年11月17日、岡山県湯原町の旭川で国道313号のバイパス工事による河川工事のため、オオサンショウウオの救出作戦が行われ、1m級を含む9尾が保護されました。場所は湯原ICの南の鉄山川との合流点で、橋の付け替え工事など大幅な流路変更でできた水たまりで、貯まった水をポンプアップしたところ、オオサンショウウオが次々と姿を現したとのこと。大きいのは102cm、小さいのは21cmあたそうです。保護された個体は上流に放されたようですが、保護されたのは運がよかったオオサンショウウオで、工事中に生き埋めになった個体もかなりいたような気がします。旭川は生息河川であることは明白で。生息に配慮された工事がされるのは当然です。工事をした後で「救出作戦」とは、人間(行政)の身勝手さの現れでしょう。この情報はkobashiさんから提供していただきました。(2000.12.6記)   
●00年11月28日、鳥取県立博物館の名物オオサンショウウオが死亡、推定年齢は70歳
 鳥取市の鳥取県立博物館の名物であったオオサンショウウオの最後の1尾が11月28日に死亡していました。推定年齢は70歳で老衰のためとみられ、博物館の担当者は「展示などによるストレスもたまっていた」と話しているそうです。このオオサンショウウオは体長約80cm、体重約2kgで、7年前に鳥取県淀江町の宇田川で捕獲され、この博物館に引き取られ、水槽展示されていました。博物館ではすでに飼育していた1尾と交互に展示していたが、今年1月に1尾が老衰で死亡。残る1尾は健康状態に注意し、時折休ませながら展示していた模様。11月上旬からエサを食べない、皮膚のヌメリがあるなどの状態がみられ、最近は展示を中止していたそうだ。死亡したオオサンショウウオは現在、同博物館で冷凍保存されているが、「大事に飼っていたので何らかの形で資料として残したい」と、剥製になる予定だ。同博物館ではオオサンショウウオを、来春をめどに広島市内の動物園(安佐動物公園)から譲り受け、飼育展示を再開したい意向とのこと。全長80cmで年齢が70歳というのはちょっとオーバーな気がしますが、幼生から飼育しないと年齢の判断は難しいでしょう。(2000.12.4記)  
●00年11月15日、岡山県井原市の小田川で90cm級が発見、保護されていました
 00年11月15日の夕方、岡山県井原市内を流れる小田川(高梁川支流)で、仕掛けられていたカニカゴに90cmもあるオオサンショウウオが入っているのが見つけられ、緊急に保護されました。同市の教委によって翌16日に市内のきれいな川に放された模様です。井原市は岡山県西端で瀬戸内海寄りの都市、同市内を流れる小田川は高梁川の最下流部の支流で、高梁川上流域はオオサンショウウオの生息地が多くあります。もともと、その地域に生息していたのか、高梁川本流の上流域から流され、迷って支流の小田川に入ったのかの判断は難しいでしょう。ちなみに井原市のすぐ南の笠岡市にはカブトガニの生息地があり、「生きている化石」の競演には興味がわきますね。(2000.11.18記)
●00年9月17日、岐阜県板取川で最大級と思われる1.3mが死体で発見されていました
 00年9月17日、岐阜県板取村の板取川にある発電所の水路で全長が1.3m、体重が17.5kgという超大型のオオサンショウウオの死体が発見されました。これが野生のものとすれば、99年に岡山で発見された1.42mに次ぐ最大級の大きさです。例の東海豪雨の大水で上流から流され、水路に転落し内臓破裂によって衰弱死したものと思われています。この亡骸は岐阜県博物館で骨格標本される予定だそうです。やっぱりいるんですね。とてつもないヤツが…。(2000.11.2記)
●00年8月19日、京都市の鴨川支流岩倉川源流の水路で保護されていました
 00年8月19日の早朝、京都市左京区の岩倉村松の水路でオオサンショウウオが弱っているのを住民に発見され、捕獲し回復を待って、岩倉川に戻されました。場所は岩倉川(鴨川支流高野川の支流)の最源流のそばで、水路に迷い込んだものと思われます。鴨川はオオサンショウウオの生息域なので、その支流である岩倉川にも生息していておかしくはありませんが、発見例は少ないような気がします。(  2000.9.16記)
●00年9月12日、愛知県江南市のお寺で1m級が発見、保護されました
 フジの名所として知られる愛知県江南市の曼陀羅寺(今井祐天貫主)の境内で、00年9月12日、国の特別天然記念物オオサンショウウオが見つかった。同寺近辺で生息は確認されておらず、関係者らは「ここ数日の増水で流されてきたのか」と首をかしげている。 見つかったのは、12日午前7時ごろ。お参りに来た近所のお年寄りが、黒く動いている物を発見し、それを聞いた今井貫主の妻道子さんらが駆けつけた。境内から東の門へ向かってノッソ、ノッソと歩いており、落ち葉を集める大きな袋を使って捕獲することにした。 体長は1メートルを超え、大きな口でかまれると危険なため、数人がかりで、ちりとりで追い込むように捕まえたという。 捕獲後、今井さんらは江南市に相談。市歴史民俗資料館の職員がオオサンショウウオと確認した。オオサンショウウオは、岐阜以西にすみ、犬山市の木曽川ライン大橋付近で生息が確認されている。曼陀羅寺と犬山市の距離は約8キロあり、寺付近まで用水がつながっているため、上流から流されてきた可能性は捨て切れない。しかし、道子さんは「あんな大きな物が町の中を歩いていたら、みんなが気付くはず。境内の池かどこかに、だれかが入れたんでしょうか」と不思議そうに話した。 天然記念物は個人の飼育ができないため、取りあえず、「すいとぴあ江南」で保管することになったが、14日にも犬山市の木曽川へ放す。(中日新聞記事から全文引用) (2000.9.15記)
●00年7月9日、広島市の太田川で1.27mの最大級が発見、保護されていました
 00年7月9日の夕方、広島市安佐区の太田川で体長が1.27mという、巨大なオオサンショウウオがカゴ網に頭を突っ込んで動けなくなっているのを発見され、安佐動物公園の職員に保護された。この個体は長さ1.27m、体重20.5kgと、野生の状態で発見されたものとしては、最大級の大きさで、日本記録となる模様です。この個体は元気で、翌日、もとの川に放流されました。(2000.8.7記)
●00年7月4日、奈良県吉野川で1m級が発見、保護。過去にも発見例
 00年7月4日の夕方、奈良県吉野町の吉野川支流西谷川で体長が1m近い大きなオオサンショウウオが発見保護された。傷があり、弱っていたので、元気になるまで漁協が保護し、11日の朝、もとの河川に放流された。特筆はこの付近では過去にも発見例があり、地元の人の話でも、昔から生息していることが知られているということです。吉野川は生息域とは考えられていないので、これが本当だとすれば、貴重な発見となります。一刻も早く本格的な調査がされることを望みたいものです。(2000.7.12記)
●茨木・安威川で昨年に発見された1m級の標本が展示されています
 99年7月、茨木市街地の安威川で発見保護され、その後死亡した1.03mのオオサンショウウオが、このほど、標本として完成し、同市の文化財資料館に展示されています。このオオサンショウウオは大雨のため、上流から流されたものと思われますが、発見時には傷がひどく、介護のかいもなく、翌日に死亡。姫路水族館で解剖のあと、大阪府の淡水魚試験場でホルマリン漬けにされていたもの。展示するために標本依頼していたものが完成して一般に公開されることとなった。文化財資料館(0726-34-3433)は毎週月曜日の午後と火曜日、祝日が休館。入館料は市外の高校生以上は200円。(2000.3.23記)
●99年7月、岡山県で142.5cmの死体が発見されていました
 ちょっと話は古くなりますが、昨年(99年)の7月、野生下のものとしてはたぶん、日本で最大級となる142.5cmのオオサンショウウオが、岡山県の高梁川で発見されていました。残念ながら、この個体は死体の状態で発見されましたが、野生下のものとすると、記録に残る大きさのものとなります。新聞(山陽新聞)記事による詳細では、7月7日、岡山県高梁市の高梁川支流の佐伏川で地元の人に発見され、県の文化財保護の担当者などで測定したところ、体長は142.5cm、体重は19.6kg、胴回りは60cmもあったそうです。死後数日とみられ、傷みがひどかったと記されていました。この情報はkobashiさんから寄せられたものです。ありがとうございました。(2000.2.16 記)
●00年1月24日、大阪・茨木市街地の安威川で77.5cmが発見されていました
 2000年、1月24日のお昼前、大阪・茨木市街地を流れる安威川で、77.5cm(体重3.01kg)のオオサンショウウオが発見(河川工事中に発見)され、市の教委の担当者が保護し、翌25日に上流に放流されました。安威川では99年の7月に豪雨があり、下流域に当たる市街地で、7月5日から14日にかけて、4尾(52〜103cm)のオオサンショウウオが続けて発見されています。たぶん、豪雨による増水で上流から流されてきたものと思われています。今回の発見もそのときに流された個体と思われます。安威川の上流域にはダム工事の環境アセスにより、数尾の個体が確認されています。その後も調査は続けられていますが、下流域でこれだけ発見されることは、相当数のオオサンショウウオが生息し、繁殖活動も行われている可能性が強くなってきました。その後の調査の結果に注目したい。(2000.2.15 記)
●99年、和歌山県古座川で「繁殖しすぎてアユ食い荒らす」騒動が起きていました
 和歌山県古座川はオオサンショウウオの生息域ではなく、約30年前に人為的に持ち込まれ、繁殖が確認されていることで有名な河川ですが、そのオオサンショウウオが繁殖しすぎて?、アユやアマゴなどを食い荒らしているという、騒動になっているそうです。地元の人や釣り人などの目撃談や釣果が3分の1にまで激減したなどの「被害」で、本格的な生息調査をすることになったようです。(大阪読売新聞12/8記事) ことの真意はともかく、生息調査はよいことで、正確なデータをつくってもらいたいものです。しかし、漁業被害が出るほど繁殖している例は今までなく、その真意とともに調査結果に注目したい。(2000.1.12 記)
●99年、三重県赤目(木津川上流)の人工巣穴で産卵が確認されていました
 三重県名張市赤目の滝川(木津川上流)はオオサンショウウオの生息地として有名なところ。河川を管理する工事事務所は滝川に保全対策工事による人工巣穴などを設置、99年8月29日にその人工巣穴でオオサンショウウオの産卵が確認されていました。この情報は川のホットニュースで掲載されていました。ニュースでは50日でふ化するので、秋の紅葉のシーズンには幼生が川を泳いでいる姿が見られると記されていますが、ふ化した幼生は翌年の1、2月ごろまで、巣穴でオスに守られて過ごします。間違った記述がされています。(1999.11.12 記)
●99年、岡山・蒜山高原の1.6m(日本最大)オオサンショウウオの死亡が確認
 現存するオオサンショウウオとしては国内最大であると思われる、岡山・蒜山高原で飼育されていたオオサンショウウオが死亡していたことが確認されました。このオオサンショウウオは全長1.64m、体重45.5kgというとてつもない大きさで、蒜山高原の観光施設(ヒルゼン高原センター)内の池で飼育されていたものです。99年の8月にモリのようなもので背中をひと突きされるというイタズラをされ、それがもとで9月ついに死亡しました。個体はホルマリン漬けにされ、館内で見学することができるそうです。センター内の池にはまだ2尾のオオサンショウウオ(1m級)が飼育されています。ヒルゼン高原センター(0867-66-3600)は岡山県真庭郡川上村にあります。(1999.11.1 記)
●99年10月14日、大阪・池田の用水路で60cmが発見、上流の箕面川に放流
 99年10月14日、午前9時ごろ、池田市・阪急石橋駅西の市街地を流れる用水路で体長約60cmのオオサンショウウオが発見、保護されました。傷はなく、たいへん元気な様子。この用水路は箕面川の支流にあたるため、市の教委により箕面川の上流に放流された模様です。箕面川は新御堂筋の延伸トンネル工事のアセスでの調査で、多数のオオサンショウウオが発見さた河川で、下流部の市街地でも発見報告が実績があります。読売新聞で報道。(1999.10.17 記)
●99年8月2日、長野県辰野町、天竜川水系・横川川で70cmが発見されました
 99年8月2日午後、長野県辰野町内を流れる横川川(天竜川水系)で川遊びをしていた青年が、オオサンショウウオを見つけた。全長は約70cmもある大物。現在、町の教育委員会で保護されているが、記録をとったあと、もとの川に放流される予定。天竜川水系は本来の生息地域ではないが、横川川では古い話であるが、源流部で見たことがあるとの情報もあり、その経緯は不明です辰野町は諏訪湖の南西に位置する町。(1999.8.4 記)
●99年8月2日、兵庫県猪名川上流で約1.2mという超大物が発見保護されました !
 99年8月2日のお昼前、猪名川(いながわ)町の北田原付近で川遊びをしていた小学生が、オオサンショウウオを発見。知らせを受けた教育委員会が現地で保護しました。教育委員会では6月末の豪雨で上流から流されたものと判断し、15km上流の川幅の狭い源流部に放流しましたが、この判断が正しいかどうかはかなり疑問です。
 当日の夜間、放流地点で再捕獲し、計測したところ、全長は117.5cm、体重14.5kgありました。この大きさは最大級に近い大きさで、めったに出会うものではありません。猪名川は昔からオオサンショウウオの発見報告があるので、本格的な調査をすれば、かなりの生息数が出る可能性があります。(1999.8.3 記)
●99年7月8日、大阪・安威川でまた発見、63cm、今度は元気 !
 99年7月8日の午後、5日の発見場所のすぐ上流で、63cm、2kgのオオサンショウウオが発見されました。今度はケガもなく元気な個体のようです。9日には上流に放流された模様です。豪雨で上流から流されたと予想されますが、2尾連続というのは、安威川の生息個体数がかなり多い可能性が高くなってきました。緊急に調査する必要があるでしょう。安威川ダムの計画もあり、複雑な状況となってきました。(1999.7.10 記)
●99年7月5日、大阪・安威川で1mの大物見つかるが、傷ひどく翌朝に死亡 !
 99年7月5日の午後4時ごろ、大阪府茨木市の市街地を流れる安威川(あいがわ)でオオサンショウウオが発見されました。体長104cm、体重12?「という大物です。報告を受けた市の教育委員会が保護し、かなり傷つき衰弱していたため、山間部の湧き水で回復させていたが、翌朝に死亡しました。死体は姫路水族館に移送し、栃本館長の検診を受けた後、大阪・寝屋川の淡水魚試験所にあります。この後、処置(たぶん剥製標本)される模様です。
 安威川では上流に建設される安威川ダムの環境アセスの調査で、オオサンショウウオが9個体も確認されています。死亡した個体はかなり大型で、中流域にいたものが、6月下旬の豪雨で市街地まで流れたものと思われます。安威川では1997年にも下流域で保護されていまし、アセスの調査でも生息が確認されています。本格的な調査や保護対策が望まれるところです。このニュースは新聞各社の大阪版にも掲載されました。(1999.7.7 記)

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