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●08年6月、京都・園部川で1.4mの超大物を保護
 京都府南丹市園部町黒田の民家近くの田んぼの水路で6月12日、体長約1.4メートルのオオサンショウウオが見つかり、地元住民が「救出作戦」を行った。
 午前8時ごろ、同町黒田の自営業森純一さん(30)が仕事に行く準備をしていた際、自宅前の田んぼから、ジャボンという大きな水音を聞いて屋外に出たところ、水路にオオサンショウウオがいた。体長約1.4メートル、重さ約10キロの「大物」で、ここ数日の雨で上流から流されてきたとみられる。オオサンショウウオは国の特別天然記念物で、連絡を受けた市職員も駆け付け、地元の人たちと協力して、水面までの高さが約3メートルの水路から長い網を使って半時間がかりで引き上げた。大きく口を開けて動き回るなど元気な様子で、職員が園部町内の生息地の川に運んで放した。住民は「園部川の近くで見かけたこともあるが、山際の水路にいたのは初めて。迷子になったと思う。住みやすい川に戻れて良かった」と、胸をなで下ろしていた。
 (京都新聞サイトから全文転載、写真も)
※園部川は桂川水系の支流で生息していても不思議ではないが、その大きさ、1.4mというのは、とてつもなく大きく、記録にせまるもの。野生でずっと生息していたというのはどうかな?。ちなみに園部川の最上流部には「瑠璃渓」という景勝地があり、生息地として有名。
  
●07年12月、兵庫・出石川でツボカビ菌に感染の個体を確認
 兵庫県豊岡土木事務所は12月20日、同市の出石川で捕獲した国の特別天然記念物オオサンショウウオの一部で、ツボカビ菌の感染を確認した、と発表した。捕獲前に感染したとみられ、オオサンショウウオでは自然界での初の感染確認という。ツボカビ菌はカエルなどの両生類に感染し、海外では大量死を招いた事例があるが、今回確認されたのは異なるタイプで、発症はしていない。
 出石川は3年前の台風23号で被害を受け、復旧工事中にオオサンショウウオ計413尾を同市内の養殖池に保護していた。工事が完成に近づいた今秋、83尾を川に戻す前に、県が菌の検査を国立環境研究所(茨城県つくば市)に依頼。3頭分をまとめた検体から陽性反応が出た。飼育下では既に同タイプの感染が確認されている。
 県は専門家の助言を得て、周囲から隔離された養殖池ではなく、捕獲前に感染したと判断。生態系を崩す恐れは少ないとして出石川に放流した。ただ、今後、同川での菌の有無などを調査する。(神戸新聞サイトから全文転載、写真も)

 

●07年9月、世界初、人工飼育のオオサンショウウオが産卵
 広島市安佐動物公園(同市安佐北区)は9月18日、園内で人工飼育していたオオサンショウウオ同士による産卵に成功したと発表した。人工飼育されたオオサンショウウオ同士による産卵は世界で初めてという。繁殖したのはいずれも園内生まれで人工飼育されてきたメスの「コイ」(16歳10カ月)と、オスの「ヤビ」(17歳10カ月)のペア。コイが今月12日に約300個の卵を産卵し、ヤビが放精して卵を保護しているという。また、15日には別のメスの「イガグリ」(26歳10カ月)も卵500個を産卵しており、早ければ来月中旬にも孵化(ふか)するとみられている。
 同園では平成10年3月から、人工飼育された10歳以上のオオサンショウウオ5匹前後を水槽に入れて、繁殖を目指していた。同園の井上孝・企画広報係長は「やっと繁殖技術の確立にたどり着いたといえる。今後も継続して研究を続けたい」としている。卵の一部は22日から一般公開される。(Webサンケイから全文転載、写真も)

●07年7月1日、和歌山・那智勝浦で1.2mを保護
 国の特別天然記念物、オオサンショウウオが7月1日、和歌山県那智勝浦町長井の太田川沿いで見つかり、保護された。
 町立太田小6年上山涼子さん(12)が午前7時ごろ、自宅前の道路で見つけ、父親の尊生さん(44)が網で捕まえた。体長1.2メートル、体重11キロもあり、太田川から斜面を約5メートルはい上がってきたとみられる。発泡スチロールの箱に入れて保護したあと、川に放した。
 太田川では、これまでにもオオサンショウウオが見つかったことはあるが、これほどの“大物”は珍しいといい、涼子さんは「びっくりしました」と話していた。(読売新聞サイトから全文転載、写真も)
※和歌山県下には生息河川はないが、お隣の古座川には生息(人為的移動)が確認されているので、そこからの移動の可能性が高い。それにしても1.2mとは大きいね。

 

●07年6月23日、滋賀・東近江市・愛知川支流で90cmを保護
 07年6月23日午前6時ごろ、滋賀県東近江市伊庭町の瓜生川の川底で、近くの男性が国の特別天然記念物のオオサンショウウオを発見。網で捕え、水を入れた衣装ケースに入れて能登川博物館(同市山路町)に引き渡した。同博物館によると、市内での発見は初めて。しばらく博物館で保護し、県などと今後の対応を検討するという。滋賀県内ではこれまでに大津や高島両市などで見つかっている。
 今回発見されたオオサンショウウオは、体長約90センチ。同町自治会から水位を調整する水門の管理を任されている男性が、水門を全開にした際、川底に潜んでいた。魚を与えると勢いよく食べるなど元気な様子だという。男性は「藻の塊と思ったが、動いたので驚いた」と話している。(毎日新聞Webサイト滋賀版から転載)
※滋賀県内の河川では単発的な発見はときたまあるが、生息地といえるほどの実績はない。今回の発見場所は愛知川の支流にあたるようだ。6.24記

 

●07年5月20日、埼玉・深谷市・小山川で130cmを保護、チュウゴクの可能性
 埼玉県深谷市矢島の小山川でこのほど、市民が仕掛けた魚捕り用の網に大型のサンショウウオが掛かった。赤茶色をしたサンショウウオは体長130センチ。体の特徴から中国原産の「チュウゴクオオサンショウウオ」とみられている。サンショウウオが見つかった場所は、矢島橋から東に約300mの地点。5月20日午前6時30分ごろ、同市血洗島の高橋竹徳さん(66)が仕掛けた網の一つを引き上げたところ、見慣れない両生類の巨体が現れた。高橋さんは「テレビなどで見たオオサンショウウオだと思った。深谷市役所や深谷警察署、羽生市のさいたま水族館に連絡して、見てもらうことになった」と話す。
 さいたま水族館飼育課長の関森清己さん(53)は「日本のオオサンショウウオは国の特別天然記念物になっていて、所管は文化庁。チュウゴクオオサンショウウオはワシントン条約で規制されていて、所管は環境省になる」と説明。「今回のはチュウゴクオオサンショウウオで間違いないでしょう」と話した。さいたま水族館には、今は公開はしていないものの、チュウゴクオオサンショウウオが2尾、日本のオオサンショウウオが1尾いる。今回のサンショウウオがチュウゴクオオサンショウウオだとすれば、だれかが飼育していた可能性が高いという。
 高橋さんは「大自然が大好きで魚捕りをよくするが、大変な物が掛かってしまい、驚いている。今後どうしたらいいか、関係機関の指導を得たい。当面は、ザリガニや小魚を与えて育てるつもり」と話している。捕獲した時はぐったりしていた大型のサンショウウオだが、高橋さん宅の庭の大型水槽で元気を取り戻し、愛嬌(あいきょう)のある姿を見せている。
5/26日、埼玉Web新聞から全文(写真も)転載。5.26記

●07年5月、週刊プレイボーイ6/4日号にツチノコ写真掲載
 週刊プレイボーイ6/4日号(5/21日発売)にツチノコと思われる生物の写真が掲載された。ここで扱うということは、もちろん、ツチノコの正体がオオサンショウウオだという「写真」だからだ。私の雑記にもふれている通りだ。興味がある人は6/4日号を買いに走ってください。また、画像を送ってください。
  
●07年秋、10月7-8日、「オオサンショウウオの会」三重県・赤目で開催
 毎年秋に開催している「オオサンショウウオの会」のイベント日程が決まった。三重県名張市の赤目渓谷で、10月6、7、8日の3日間、行われる。メインは10/7日(土)、松井教授の基調講演と、両生類研究家などによる意見交換会が行われる。詳細が決まれば、関係者に通知される。開催地事務局は日本サンショウウオセンター。
  
●07年5月、京都・鴨川でチュウゴクオオサンショウウオが野生化
 中国原産のチュウゴクオオサンショウウオが京都市左京区の鴨川上流でも野生化している可能性の高いことがわかった。国の特別天然記念物で日本在来のオオサンショウウオと同属。生態が似ており、互いに駆逐しあったり交尾したりする危険性がある。西日本各地の川でも見つかっており、専門家は京都府などに対し、駆除などの対策を早急に取るべきだと訴えている。
 京都大の松井正文教授(両生類・系統分類学)が3月20日に鴨川で2匹のオオサンショウウオを捕獲した。DNA鑑定した結果、チュウゴクオオサンショウウオと判明した。松井教授は2005年と06年にも鴨川上流でチュウゴクサンショウウオ4匹を捕獲している。今回捕獲した2匹のうち1匹は体長93センチと大型で、長期間生息していることが推測でき、子どもや孫の世代もいることが考えられるという。
 松井教授によると、チュウゴクオオサンショウウオは1972年に岡山県の建設業者が食用として800匹を輸入したが、ほとんど販売できなかった。現在は日本のオオサンショウウオと同様にワシントン条約で商取引が禁止されている。
 松井教授は「日本のオオサンショウウオと交尾すれば特別天然記念物に遺伝子汚染が広まる危険性が極めて高い。行政は責任を持ってチュウゴクオオサンショウウオの実態を早急に把握し駆除する必要がある」と訴える。
 京都府文化財保護課は「鴨川にいるという情報はつかんでいるが実態を把握するのは難しい。財政的な措置も含め文化庁と協議したい」としている。07.5.6記
京都新聞5.1.より全文転載 写真も同じ。鴨川上流で捕獲された体長93センチのチュウゴクオオサンショウウオ(京都大)
 
●07年2月、チュウゴクオオサンショウウオが野生化しているという報告出る
 国の特別天然記念物オオサンショウウオと同属で中国原産の外来種チュウゴクオオサンショウウオが日本国内の河川で見つかり、野生化している可能性があるとの調査結果を松井正文京都大教授(動物系統分類学)らが2月15日までにまとめた。
 外来種は、在来種と同じ環境を好むとみられ、餌やすみかを奪ったり交雑したりして在来種の生態に影響を与える恐れがあり、松井教授は「オオサンショウウオを保護、保全する上で大問題だ」と指摘している。
 環境省外来生物対策室は「調査結果を入手していないのでコメントできない。情報収集を急ぎたい」としている。
 松井教授らは2005年と06年、日本各地でオオサンショウウオの生息地を調査し、関西地方の河川の上流で、多数生息している場所を見つけた。22匹をDNA鑑定すると、うち4匹がチュウゴクオオサンショウウオだった。調査したのは産卵シーズンで、4匹は巣穴の入り口付近をうろうろするなどの繁殖行動をしていたという。〔共同〕
07.2.16記   日本経済新聞サイトより全文転載

  

●06年10月公開、広島の河川で白い身体の幼生見つかる、安佐動物公園で飼育
 広島県北広島町の太田川支流で、国の特別天然記念物オオサンショウウオの白い幼生5尾が見つかり、うち2尾を飼育している広島市安佐動物公園(同市安佐北区)が20日、公開した。色素がない「アルビノ」と呼ばれる変異個体。公園によると幼生は通常黒色で、アルビノは自然の状態では国内で1尾しか発見例がないという。2尾は全長約6センチ、体重約2グラムと、約7センチ、約4グラム。昨年10月ごろふ化したとみられる。5尾は北広島町の住民が今年4月、農業用のせきで発見。公園が保護し、3尾は放した。公園の足利和英係長は「アルビノの成長例はないので、飼育技術の確立につなげたい」と話している。(共同通信)。
06.10.25記  写真とも共同通信より全文転載
●06年9月30日、10月1日に、大分・院内で「第3回オオサンショウウオの会」開催
 オオサンショウウオについて調査や研究をしている施設やグループが、年に一回集まって親睦を深め、情報を交換しようという「オオサンショウウオの会」の、開催日程などが決まった。今年は九州唯一の生息地である大分県宇佐市(旧院内町)で、9月30日と10月1日の2日間行われる。関係者は9月10日までに申し込むこと。なお一般は参加できません。会の本部事務局は広島の安佐動物公園、開催地事務局は宇佐市教育委員会。
 
●06年8月13日、高知・四万十川支流で1m超の大物
 高知県高岡郡四万十町桧生原の四万十川支流で8月13日、地元の若者らが体長1メートルもある国の特別天然記念物、オオサンショウウオを発見。「マジびっくりした。川の主や」と驚いている。見つけたのは山崎康弘さん(23)、悠也さん兄弟のほか宮島有平さん、佐竹晃典さんの2人。4人は同日午前6時半ごろ、井細(いさい)川(幅約8メートル)の河原に出掛けた際、川岸の草むらにいるオオサンショウウオを見つけた。 「最初は石かなと思ったが、動きだしたのでびっくりした。小さいころからこの川で遊んでいますが、見たのは初めて」と康弘さん。4人は「でかい。まるでワニや」と興奮気味だった。オオサンショウウオは計測後に放され、のろのろと川に入っていった。「明るい色が特徴的な個体で、間違いなく大物です」と、写真を見たわんぱーくこうちアニマルランド(高知市)の渡部孝園長。井細川では平成3年8月にも、体長92センチのオオサンショウウオが見つかっている。(以上、高知新聞から全文転載、写真も)
※高知はポロポロとこういう目撃情報がありますね。はたして?? …H3年に92cmか、同じ個体の可能性も。 06.8.14記

 

●06年8月9日、尼崎市街地の水路で79cmが保護、怪しい個体
 国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオが10日までに、尼崎市中部を流れる庄下川で見つかった。市街地での発見は珍しく、関係者は「なぜ、こんなところに」と驚いている。8月9日午前10時ごろ、同市名神町の庄下川で、魚捕りに来ていた近くの大学生が、川岸の水面に頭を出しているオオサンショウウオを発見。連絡を受け駆けつけた尼崎市職員が保護した。オオサンショウウオは西日本の渓流などに生息する両生類で、環境省のレッドデータブックで「準絶滅危(き)惧(ぐ)」に登録されている。今回見つかったのは、体長79センチ、重さ3.42キロ。同市教委文化財収蔵庫で一時的に保護されているが、腹部などから出血があるという。担当職員は「梅雨の大雨で、上流から流されてきたのかもしれない」と話している。10日午後には、神戸市の須磨海浜水族園で手当てを受けるという。尼崎市内では2003年6月にも農業用水路で、体長53センチのオオサンショウウオが見つかっている。兵庫県自然保護協会の大沼弘一理事は「市街地での発見は珍しいが、飼育されていた可能性もある」と指摘している。(以上神戸新聞から全文転載、写真も)
※市街地の水路で上流から流されることはあり得ない。人為的移動、飼育個体の可能性が大。06.8.11記
●06年9月から公開、オダギリ・ジョー主演「パビリオン山椒魚」
 何ともユニークな映画が公開されます。題材はオオサンショウウオ。時代は明治(かな、大正かな?)、「伝説の動物国宝、オオサンショウウオのキンジローをめぐるデタラメに愛しい物語」ということです。主演はオダギリ・ジョー、香椎由宇など。登場するオオサンショウウオはもちろん偽物、ちょっとリアル?!かな 
 9月16日から順次公開されます。まあ、映画の内容は公式サイトをのぞいてください。

●06年7月、広島・安佐動物公園で見学可能の繁殖水槽が完成
 06年7月。オオサンショウウオの調査研究施設ではトップクラスの広島市安佐動物公園が、日本初となるオオサンショウウオの屋内繁殖に挑戦しているという。園内での屋外(見学不可)繁殖にはすでに成功し、何世代もの個体を誕生させている。
 今回は、建物内に人工巣穴を備えた大型水槽が完成させ、横からガラス越しに見ることができるというもので、一般見学も可能という施設で、繁殖行動や産卵、幼生など見ることができるかも。
  同公園によると、水槽は幅約3.6m、奥行き約1.5mで、オオサンショウウオが生息する広島県北広島町の川を再現。高さ約1m、直径約60cmの円筒形の人工巣穴と川の間を自由に行き来できる構造で、同公園で生まれた全長約80--85cmの5匹を飼育している。この秋には卵が見られるかも。(2006年8月記)

●05年9月、滋賀県安曇川・朽木で、65m、1.7kgを保護
 国の特別天然記念物のオオサンショウウオが、滋賀県高島市朽木地区の安曇川で保護され、9月1日、同市教委職員らが上流部の支流に放した。安曇川水系でオオサンショウウオが捕獲されるのは珍しいという。8月31日午後5時ごろ、同市朽木市場、料理店経営、横山滋美さん(60)が近くの安曇川右岸を散歩中、浅瀬でオオサンショウウオを見つけて捕獲し、市に連絡。体長65センチ、体重1.7キロで、8月の大雨で上流の生息地から流されてきたとみられる。
(読売新聞滋賀版サイトより全文転載、写真も)
 安曇川は以前にも発見例があり、淀川水系(琵琶湖)なので生息していてもおかしくありません。それにしても何の確証もなく「雨で流された?」ということで、上流に持って上がって放流するのかな?? 文化庁の人、ちゃんと指導したら!!。
●05年8月、静岡県伊豆半島・狩野川で、1m、8kgの大物を保護
 静岡県伊豆市瓜生野の狩野川中流で8月30日、体長約1メートルもある、国の特別天然記念物オオサンショウウオが見つかった。狩野川漁協によると、オオサンショウウオは狩野川上流でまれに見られるとのことで、発見した釣り客らは「先日の台風の影響で流されてきたに違いない」と思わぬ「台風の落とし物」に驚いている。このオオサンショウウオは重さ約8キロで同種の中でも大物という。同日午前10時ごろ、同市の修善寺橋下流の約30センチの浅瀬で、アユ釣り客が偶然発見した。1度河川敷に引き上げられ保護されたが、計測後、再び水深のある川の安全な場所に放流された。オオサンショウウオの体は茶褐色で、体表はねばねばした液体に覆われている。発見した釣り客らは「こんなに大きなサンショウウオは見たことがない。山椒魚という通り、独特のにおいがするね」と、怪獣のような手足を持つ珍客をじっくり観察していた。(以上、静岡新聞サイトより全文転載、写真も)
 オオサンショウウオの生息地は岐阜以西とされている。当然、狩野川は生息河川ではないので、人為的移動の可能性が強いが、昔から生息していたとすれば、すごいことになりますね。。
●05年9月に、第2回オオサンショウウオの会、岐阜県郡上市で開催
 昨年、初めて開催され注目を浴びた全国組織「オオサンショウウオの会」、今年は岐阜県郡上市(旧和良村)で開催されることになった。オオサンショウウオについて調査や研究をしている施設やグループが、年に一回集まって親睦を深め、情報を交換しようというものだ。開催地の郡上市周辺はオオサンショウウオ生息地の日本東端で、生息地として指定を受けた数少ないところでもある。今回の開催地事務局を受け持って準備をしているのが、郡上市の教育委員会であるところも意義深い。オオサンショウウオに関してはどこの教育委員会も消極的なのに、行政が自ら苦労を買って出るなんて、エライ!! ちなみに昨年の第1回は広島-島根でした。また、一般は参加できません。
     
●05年7月、兵庫県猪名川でで1.1m、生息河川だが、怪しいかも?
 体長約1.1メートルという大物のオオサンショウウオが05年7月19日、兵庫県猪名川町南部の猪名川支流で見つかった。発見した住民は「とにかく大きくて驚いた」。国の天然記念物であるため、市教委が体長などを測定し外傷がないことを確認した後、元の川に戻した。同町在住の自営業高岡登さんが午前9時ごろ、田んぼの水を見に行く途中で見つけた。支流の水が少ない部分をゆっくりと歩いていたといい、その大きさに驚いた高岡さんは町役場に連絡。市教委の職員らが約1時間後に到着すると、約200メートル下流に移動していた。体の表面は黒と茶褐色がまだらになった色で、体長約1.1メートル。町内では毎年、北部地域を中心に3、4件の発見報告があるが、1999年8月に確認された体長約1.2メートル、体重約20キロに次ぐ大物という。高岡さんは「子どものころからオオサンショウウオに見慣れていたからすぐ分かった。しかし、これほど大きいものは初めて」と目を丸くしていた。(以上、神戸新聞サイトより全文転載、写真も)
 う〜ん、これも怪しいかも? 猪名川は生息河川として確認されているが、唐突にこれほど大きい個体が出ることはちょっとおかしい。前回の1.2mも怪しいと思われる個体だった。それと、教委が発見場所に再放流したのは「正しい判断」ですね。すぐ上流に放す教委が多いのは考えもんです。
    
●●05年7月、大阪市内の桜宮で80cm、怪しい個体、発見保護
 05年7月22日朝、ある人から電話があり、大阪の桜宮の池にオオサンショウウオがいるとのこと、状況を聞いてみると、どうも怪しい個体? 大阪市の教委に電話して保護してもらうように伝えました。その後、新聞の小さな囲みで掲載されていました。無事に保護して海遊館に持って行ったようです。その池は大川(旧淀川)に結ばれているので、上流から流されたように伝えていましたが、どうも「怪しい個体」のようです。誰かが飼っていて放した可能性が高いでしょう。このような生息地不明の個体は、どこにも放流することができず、水族館に引き取ってもらうことになります。幸か不幸か、残りの一生を水族館暮らしになりますね。
    
●●05年6月、兵庫県出石川で200尾以上、大量に発見
 昨年10月の台風23号で堤防が決壊するなどの被害を受け、災害復旧工事を予定している円山川の支流・出石川(豊岡市)で、国の特別天然記念物オオサンショウウオが大量に見つかった。8日までの夜間調査で、200尾以上を確認しており、県は工事の着工前にオオサンショウウオを保護する一方、学識経験者や地元住民を交えた委員会を立ち上げ、生態系に配慮した河川改修に取り組む。
 オオサンショウウオが見つかったのは、出石川中流の計20キロの範囲。8日の県豊岡土木事務所による調査では、豊岡市出石町の高さ1.5メートルのコンクリート堰(せき)近くの岩の下などで確認。同事務所災害復興事業室の岩崎日出夫課長によると「日中は岩の下などに潜んでいるが、夜になると次々に姿を現し、堰をはい上がろうとする」という。
 同事務所などによると、大半が体長60〜70センチ。オオサンショウウオは標高の高い川にすむとされる。出石川上流では以前から生息情報が寄せられていたが、今回は標高の低いところで見つかっており、台風の大水で流されたのではないかとみている。
 今月中にもオオサンショウウオに詳しい栃本武良・元姫路市立水族館館長を委員長に迎え、保護対策検討委員会が発足。今夏に一時保護し、より自然に近い工法で改修工事を進めるという。(以上、神戸新聞より全文転載))
   
●05年4月、「四国で生息が確認」と報道される
 オサンショウウオは、中国地方などの渓流に生息する両生類で、大きいものでは、体長が1メートルを超えるものもありますが、個体数が少なく、国の特別天然記念物に指定されています。今回、オオサンショウウオの生息が確認されたのは、高知県中部の仁淀川の支流で、高知県立のいち動物公園のグループが、見つかったオオサンショウウオに発信機をつけて調べた結果、体長が20センチほどのオオサンショウウオの子どももあわせて見つかり、生息が確認されたということです。四国でのオオサンショウウオの目撃例は過去にもありましたが、よそから持ち込まれたものだった可能性があるとされていました。今回、繁殖まで確認することができたことで、初めて、四国でのオオサンショウウオの生息が確認されたことになります。文化庁記念物課では「四国でのオオサンショウウオの生息は、これまではっきりとはわからなかった。今後の研究に大いに役立つのではないか」と話しています。(以上、NHKニュースサイトより全文転載)
 繁殖が確認できたとしても「生息域」と決めつけるには、まだ難しいでしょうね。ある程度の個体数が登録できないと、人的移動したものが、たまたま繁殖したに過ぎないという見方もありますね
   
●05年2月、三重県伊賀市川上ダム予定地でピンク色の幼生
 05年2月19日、三重県伊賀市の川上ダム建設地近くの保護池で、アルビノのオオサンショウウオの幼生が確認された。川上ダムは木津川源流部にあたり、オオサンショウウオの生息地で、ダム建設にともない、数年前から調査、保護を行っています。今回、その保護池で見つかった幼生の中にピンク色のアルビノ種がいたというわけです。体長は約20センチ、これまで日本での報告例は1例ということなので、貴重な発見ということになるでしょう。(写真は朝日新聞サイトより転載、黒いのが通常の幼生)
●04年12月、鳥取県倉吉市でカモを丸飲みした120cmが保護
 04年12月10日、鳥取県倉吉市の絵下谷川で、カモを丸飲みしているオオサンショウウオを住民が偶然見つけ、役場に通報。市役所の職員が駆けつけ、15分の格闘の末、捕獲、保護したという。体長は約120cm、体重は10.2kgという大物。くわえていたカモは口から離されたが、すでに息絶えていたという。ヘビやカエル、ネズミなどを食べたという話はあるが、カモを丸飲みとは、よほど腹が減っていたのか。日本海新聞にその写真が載っていました。ちょっと分かりにくいですが、カモをくわえていますね。ちなみにこの個体は、元の川に放されています。(情報提供の谷岡さん、ありがとうございます)
   
●04年9月、岐阜県郡上市の旅館で飼われていた130cmが死亡
 岐阜県郡上市大和町剣の料理旅館「彦河屋」の池で半世紀以上生きたオオサンショウウオが死んだ。体長が130センチもある国内最大級の旅館の顔。「寂しいね」と、関係者はがっかりしている。
 オオサンショウウオは世界最大の両生類で、生きた化石といわれる国の特別天然記念物。国内では岐阜県以西の本州、九州の清流に生息する。
 同旅館の池約3平方メートルには、特別天然記念物に指定された1952(昭和27)年以前から飼われているというオオサンショウウオ5匹が生息。どれも1メートル以上の大物で、うち死んだのは最大の1匹。旅館の主人河合一彦さん(48)が22日朝、池底で死んでいるのに気づいた。古里の川に返すか火葬にしようか悩んで市職員に相談したところ、県博物館が冷凍保存を指示し、翌日引き取った。
 「ウナギの頭をやるとパクリと食べた。頭を上げてエサをねだるようなしぐさが何とも言えなかった。子供たちが胴体に触ってもおとなしく、人になれていた」と河合さん。見学も多く旅館の人気者だったという。
 県博物館では「広島県の研修施設で148センチが飼育されている。岡山県の観光施設に164センチ(死亡)がいたが、最大級であることは間違いない。個人で飼われているのも、珍しいのでは」と話し、予算的にクリアできれば、剥(はく)製にする方針で冷凍保存中だ。河合さんは「剥製にしてもらえれば、また会える」と、期待していた。(中日新聞より全文転載)04.9.29日記
     
●04年9月24・25日、広島で「オオサンショウウオの会」発足
 国の特別天然記念物オオサンショウウオの生態や保護について情報交換する「オオサンショウウオの会」が9月24日、発足した。全国の研究者が集い、連携して保護活動に取り組む。
 設立総会が広島市安佐北区の市安佐動物公園であり、12府県の動物園や研究者、住民団体などの約60人が参加。設立を呼び掛けた同公園の福本幸夫園長が「ジャンルや立場を超え、ひざを交えて話をしよう」とあいさつ。毎年秋に、全国のオオサンショウウオ生息地で例会を開くことを確認した。
 さらに、同公園や島根県瑞穂町の瑞穂ハンザケ自然館など13団体が活動報告。7年連続して産卵に成功し、約400匹を育てる同公園の保護増殖施設なども見学し、参加者はカメラに収めたり、メモを取ったりした。
 25日には、広島県豊平町の志路原川に設けられた人工巣穴や、瑞穂ハンザケ自然館も視察する。会長に就任した同公園の初代園長で医学博士の小原二郎さん(76)=同市安佐北区=は「環境保護を象徴する日本固有の動物。開発からどう守り、共存の道を開くか考えたい」と話している。(中国新聞より全文転載)04.9.29日記
●04年9月、京都市の鞍馬川で3尾の群れが発見
 京都市左京区静市市原町の鞍馬川で9日、国の特別天然記念物に指定されている「オオサンショウウオ」3匹が泳いでいるのを住民が見つけた。住民からの連絡を受けた市原野小の児童らが、自然学習の一環として観察した。オオサンショウウオは体長約1・1メートルと70センチぐらいのものが3匹おり、上市原橋下の鞍馬川の深みで群れて泳いでいたという。3年生の児童50人が校外に出て観察した。原田こころさん(8つ)は「大きくてびっくり。台風の増水で上流から流されてきたのかな」と驚いていた。 府文化財保護課は「産卵時期を迎えていることから、個体が集まったのではないか」と話している。(京都新聞から全文転載)
鞍馬川は賀茂川(鴨川)の上流部の支流で、賀茂川には多くの個体が生息しているので、鞍馬川にも生息していますが、昼間に群れで見つかるのは珍しいですね。(04年9月13日記)
   
●04年8月、全国組織「オオサンショウウオの会」が発足準備
 オオサンショウウオに関心を持ち、調査、研究、保護などに取り組んでいる各地のグループなどをとりまとめ、意見交換や情報交換などを目指す、全国的な組織作りが始まった。当面の事務局は広島の安佐動物公園が担当、第1回の発足会合を9月下旬に開き、これからの運営などを話し合う予定。(04年8月21日記)
  

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